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パーキンソン病の腰曲がりとは?
パーキンソン病の症状の一つに姿勢異常が挙げられます。前にかがんだ姿勢が特徴です。
そのなかでも特に腰が大きく曲がっている姿勢になることを腰曲がり(Camptocormia)といいます。腰曲がりの特徴は、立ったり座ったりしていると著しく腰が曲がっていますが、仰向けに寝ると伸びることです。
また、首だけが曲がって下を向いているような首下がり姿勢や横に傾きながら曲がるピサ症候群という特徴的な姿勢をとる方もいらっしゃいます。
姿勢が悪くなってくると体の各部位に様々な制限がみられるようになります。
それによって、歩くことや飲み込みが制限されてきます。
姿勢異常が及ぼす影響
パーキンソン病に対する標準的理学療法介入(文光堂)より引用著者作図
パーキンソン病の腰曲がりはいくつかの要因が考えられています。(パーキンソン病診療ガイドライン2018参照)
パーキンソン病の腰曲がりの治療は薬剤調整、ボツリヌス療法、脳深部刺激療法(DBS)といった一般的に行われるパーキンソン病の治療が検討されていますが、有効性については議論の余地がある状況です。
上記の治療に合わせてリハビリテーションの効果も報告されています。
腰曲がりの原因に合わせたリハビリテーションプログラムが有効と考えられます。
パーキンソン病の腰曲がりは確実に有効な治療法がわかっていないからこそ、個別に原因を追究し適切に対応していくとが重要と考えられます。
リハビリテーションにおいては、硬くなった筋肉のストレッチや通常の筋力強化では十分に効果が得られません。どのように姿勢を調整していくのか、どの筋肉をどうやって強化することが良いのか、など細かい分析とそれに合わせた練習が必要です。
当施設代表は、腰曲がりのパーキンソン病のリハビリ経験も豊富であり、論文執筆、学会や講演会での公演も多数行ってきています。腰曲がりでお困りの方はぜひ一度ご相談ください。
この記事について
作成日:2024年6月14日 作成者:大槻 暁
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