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運動失調症によるふらつきで困っていませんか?
運動失調症とは、運動の調整やバランスに関わる脳や神経の機能障害によって引き起こされる運動障害です。この障害により、手足や体幹の動きがぎこちなくなり、バランスを保つことが難しくなるなどの症状が現れます。
運動失調症とは以下のような失調症状がみられる病態を言い、原因となる病気は様々です。脊髄小脳変性症や多系統萎縮症、脳梗塞や脳出血、頭部外傷、脊髄損傷、末梢神経障害などの病気でみられます。主に、小脳や脳幹という部位の障害で起こる小脳性運動失調と感覚障害に起因する感覚性運動失調に分けられます。
主な特徴と症状
<バランス障害>
<協調運動障害>
<眼球運動障害>
<発話障害>
ふらつきは良くなるの?
症状が改善するかどうかは、病気の経過の影響を大きく受けます。脳卒中のような急性発症の病気では治療の経過で症状は改善していきます。慢性的なめまい症によるふらつきもリハビリテーションの効果が報告されています。一方、神経変性疾患に含まれる進行性の病気では、症状は一時的に緩和されることもありますが、徐々に進行していきます。
上記のどちらの病態においてもリハビリテーションの適応となります。有効とされているリハビリテーションの内容は以下の通りです。
1.バランス練習
バランス練習は運動失調症のリハビリの中で特に重要とされ、多くの研究がその効果を支持しています。バランスボードなどの不安定な面を使用した練習は、運動失調症者のバランス能力と歩行安定性を改善することが示されています 。
2.協調運動練習
協調運動練習は手足の協調性を向上させるために効果的であるとされています。特に、反復的な運動や課題を行うことにより、運動の正確さとスムーズさが向上することが示されています 。
3. 筋力強化
筋力強化も多くの研究で支持されています。レジスタンスバンドやウェイトトレーニングを用いることで、筋力が向上し、結果として日常生活動作やバランス能力が改善することが報告されています 。
これらの方法は、実際に臨床試験や長期的な研究において有効性が確認されており、運動失調症のリハビリプログラムにおいて中心的な役割を果たしています。
それぞれを行うよりも、3つを組み合わせた運動が推奨されます。
また最も重要なことは安全第一ということです。周りに補助する人がいる、ふらついた際に転倒しないように壁や掴まるものが近くにあるなどの環境をセットしましょう。転倒しそうで危ないなど、運動に不安がある場合には理学療法士などの専門家に相談してください。
いかがでしょうか?
これらの方法は科学的に効果がみとめられている方法ですが、”これをやれば良くなる”といった確実な方法はわかっていません。個々の病状に合わせて必要な運動を組み合わせることが必要です。
進行性の神経変性疾患では、根本的な症状を改善することは難しいのですが、リハビリテーションで2次的な問題を解決することによって日常生活動作が改善する可能性があります。
あなたの動きの悩みを解決します。
当施設では神経疾患リハビリの専門家がサービスを提供しています。施設代表は、小脳性運動失調から感覚性運動失調まで多くの症例を経験をしております。
どの運動をどの程度組み合わせればよいのか、本当にこの方法で良いのかなど、不安をお持ちのかたは是非ご相談ください。集中的な施術により必要な機能を改善し、お客様に最適な運動をご提供いたします。
そのほか、めまいとふらつきを良くしたい、歩きを良くしたい、手のふらつきに困っているなどの要望にも対応しておりますのでお気軽にご相談ください。
この記事について
作成日:2024年5月23日 作成者:大槻 暁
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