〒223-0061 神奈川県横浜市港北区日吉2丁目12-7 オーシャンハイツ1階2号室
(日吉駅から徒歩6分)
受付時間
脳卒中とは?
脳卒中は、脳の血管に関連する疾患の総称で、脳内の血流が突然に障害されることによって引き起こされます。
主に二つのタイプに分けられます:脳梗塞(のうこうそく)と脳出血(のうしゅっけつ)です。
<脳梗塞>
脳梗塞は、脳の血管が詰まり、血流が途絶えることによって起こります。これには以下の種類があります:
脳出血は、脳内の血管が破れ、出血が起こることによって生じます。これには以下の種類があります:
<一過性脳虚血発作(TIA)>
一過性脳虚血発作(TIA)は、一時的に脳の血流が不足し、脳梗塞に似た症状が現れるが、短時間で回復する状態です。これは脳梗塞の前兆として重要です。
脳卒中の症状
脳卒中の症状は発症した場所や程度によりますが、一般的には以下のようなものがあります:
脳卒中は非常に深刻な疾患であり、早期発見と迅速な治療が重要です。症状が疑われる場合は、すぐに医療機関を受診することが勧められます。
脳卒中後の回復はどのくらいかかる?
脳卒中からの回復にかかる期間は、脳卒中のタイプ、発症の重症度、患者の年齢や健康状態、治療のタイミングおよび質などによって大きく異なります。以下に、一般的な回復期間と回復の段階を説明します。
急性期(発症から数日〜数週間)
初期治療:発症直後の急性期には、命を救うための治療や、二次損傷を防ぐための措置が行われます。この期間は、入院して集中的な治療が行われることが多いです。亜急性期期[回復期](発症から数週間〜数ヶ月)
初期リハビリテーション:症状が安定した後、できるだけ早期にリハビリテーションが開始されます。理学療法、作業療法、言語療法などが行われ、損傷した機能の回復が目指されます。慢性期[維持期](発症から数ヶ月〜数年)
継続的なリハビリテーション:亜急性期を過ぎた後も、リハビリテーションは続けられます。機能回復の速度は緩やかになりますが、改善は続きます。「ADL至上主義」というのは、日常生活動作(Activities of Daily Living, ADL)を最も重視するアプローチを指します。ADLは、個人が自立した生活を送るために必要な基本的な活動を指し、以下のようなものが含まれます:
日本の医療制度は日常生活動作がどれくらい自立しているかという指標を重要視してリハビリテーションの必要性を評価しています。つまり、多くの回復率のデータは日常生活動作の自立度を指しています。
上の質問で③の答えがこの指標になります。
上に示した活動は生活していくうえで非常に重要でQOLにも影響します。そのような観点ではADLが早期に自立するようにADLの練習を徹底することは重要なリハビリテーションと考えられます。
しかし、①や②の回復を目指している方にとっては、デメリットになる場合も考えられます。
脳の回復過程では、麻痺した手足を使わないことを覚えてしまうということが起こります。麻痺していない側の手足で生活を自立することによって、元のように動くことを阻害することがあります。現に、私(施設代表)も今までに多くの臨床症例のリハビリ場面で、このようなことを経験しています。急性期に麻痺していない側を使って自立することを行ってきたため、その後のリハビリで麻痺した手足を使えるようになりたいと目標を立てたときに麻痺していない側で動かない練習をたくさんしなくてはなりません。
急性期(発症から1か月)から亜急性期(発症後1か月から3か月)にどのようなリハビリテーションを行うかはその後どのように回復するかに大きく影響します。
①や②の回復を目指す場合には、”運動の質的回復”の練習が必要となります。
運動の質的回復は、以下の要素に重点を置きます:
正確な動作:
ただ動けるようになるだけでなく、動作の正確性や効率性を回復させること。コーディネーション(協調性):
複数の筋肉や関節がスムーズに協調して動く能力を回復させること。バランスと安定性:
動作中のバランスを保ち、安定した動きを回復させること。これには、転倒防止のための体幹の強化や、足元の感覚の改善などが含まれます。持久力:
持久力の回復も質的な回復の一部です。長時間にわたって運動を続けられる能力を向上させます。生活の質(QOL)の向上:
質の高い運動機能が回復することで、日常生活動作(ADL)の質が向上し、独立性が高まり、全体的な生活の質が向上します。再発防止:
正しい動作パターンの習得は、怪我や障害の再発を防ぐのに役立ちます。不適切な動作は、新たな問題を引き起こす可能性があります。パフォーマンスの向上:
運動の質的回復はパフォーマンスの向上につながります。正確で効率的な動作により疲れにくくなり持久性の向上につながります。いかがでしょうか?
あなたにとって回復とは何でしょうか?
病気になってから半年以上が経過していても集中したリハビリテーションプログラムによって運動の質的回復とそれに伴うQOL(生活の質)の向上が期待できます。
あなたの動きの悩みを解決します。
当施設にはさまざまな動作を専門的に分析してきたノウハウがあります。そのため、施術を受けることによってどのように動いたら効率が良いのかを体感することができ、楽に動けるように変わっていきます。楽に動けるようになってきたことを脳が心地良く感じることによって”運動の質”が変わってきます。
動きの質的回復をご希望の方はぜひ一度お問い合わせください。
この記事について
作成日:2024年5月18日 作成者:大槻 暁
お電話でのお問合せ・相談予約
<受付時間>
10:00~18:00
※月曜日は除く
フォームは24時間受付中です。お気軽にご連絡ください。
LINEでご予約・お問い合わせができます。
S. Studio 予約・相談専用アカウント
〒223-0061
神奈川県横浜市港北区日吉2丁目12-7
オーシャンハイツ1階2号室
日吉駅から徒歩6分
※駐車場は近隣のコインパーキングをご利用ください
10:00~18:00
月曜日