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ボバース概念とは

ボバース概念とは世界的に広く知られている神経リハビリテーションにおける考え方の一つです。小児から成人まで幅広い年齢の対象者に用いられています。
運動をただ繰り返すのではなく、その背景にある姿勢を制御する機能を改善することによって運動をスムースにすることが特徴の一つです。そのために必要な感覚刺激が臨床的技術となっていますが、運動のやり方が決まっているわけではないため、様々な方法を取り入れながらリハビリテーションを行います。

1940年代にイギリスにて創始ベルタ・ボバースの臨床的発見からはじまり、その夫である医師のカレル・ボバースと一緒に概念の基本が作られました。その後、80年にわたり発展を続けています。現代のボバース概念は、最新の神経科学や運動科学の知見を取り込み、日々その概念をアップデートしています。
 

ボバース夫妻

学術的な定義は以下のように記されています。

ボバース概念は、現代の運動科学と神経科学の知見に基づき、神経学的病態を持つ人々の運動回復と潜在性を最適化する包括的で個別的な治療アプローチです。この概念は、神経病理学的状態が人全体に影響するという知識に基づいて、機能的運動分析の枠組みを提供します。治療介入は定型的な動きの回復に焦点を当て、非定型的な運動と代償運動を最小限に抑えながら、運動の問題は神経学的病変発症前後の個人の生活経験によって影響されることを認識しています。介入は定型的運動の回復に焦点を当て、非定型的運動と代償的運動を最小限に抑える一方で、患者の運動機能の問題は神経学的病変を発症する前後の個人の生活経験に影響されることも認識しています。活動や参加を強化するための24時間の学際的アプローチが強調されています。
ボバース概念において、機能的運動分析は姿勢制御、選択的運動および認知/知覚プロセスの相対的な相互作用に対する感覚情報の影響と考えます。また、体幹と頭部の制御は上肢と下肢の制御と同様に重要視されています。運動パフォーマンスの質は、姿勢制御と選択的運動の統合、すべての体節の活動的なアラインメント、および感覚情報を受け取り統合し反応する能力の観点で考慮されます。ファシリテーションはボバースの臨床的スキルであり、治療的ハンドリング、環境および言語による手掛かりを通して、感覚情報に影響を与えようとする能動的プロセスです。ファシリテーションに対するクライアントの反応は臨床推論プロセスに影響を与えます。

Julie Vaughan-Graham et al ; Developing a revised definition of the Bobath concept; Phase three 2019

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